意外に長い!日本のペーパークラフトの歴史を解説

こんにちは、ペーパークラフトでキャラクターが立って!友達になる!!“キャラだち”のblogを見ていただきありがとうございます!
今回は紙を使ってキャラクターや建物など立体物を作るペーパークラフトの歴史を解説していきたいと思います。
子供のおもちゃから大人も楽しめる本格的なものまで発展しているペーパークラフトにはどんな歴史があるのでしょうか?ペーパークラフトがどの様に発展してきたのか、ぜひ最後までご覧ください!

ペーパークラフトの定義とは?

ペーパークラフトは、紙を材料として作成された立体物や立体模型のことを指します。
狭義の意味ではキャラクターや乗り物や動物、または建物といった立体物を平面の組み合わせで作成できるよう設計し、それを平面に展開した上で折り線や切込み、糊代といった組み立てるためのデザイン処理を施したものとなります。広義の意味では紙を折って立体物を作る折紙や飛び出す絵本のような立体構造、紙を使用した玩具などの立体物も含まれると言えます。

日本のペーパークラフトの始まり

広義のペーパークラフトである折紙の起源ははっきりとわかっていませんが、紙が発明された2000年以上前の中国まで遡ると考えられています。
7世紀頃に中国から日本へ紙が伝わり、紙の普及とともに平安時代には折紙も広まっていったと言われています。さらに江戸時代に入ると、折紙は庶民の娯楽として様々な折り方や技法などが発展し広く楽しまれるようになりました。日本で独自に発展を遂げた折紙ですが、近年は海外にも愛好家がいるなど世界中で楽しまれる娯楽として発展しています。

日本のペーパークラフトの発展

一方紙からパーツを切り抜いて作る狭義のペーパークラフトは、江戸時代中頃に登場します。江戸時代から明治、大正期に人気となった「立版古(たてばんこ)」と呼ばれる錦絵(木版画浮世絵)が発明されたのです。版古は錦絵の意味で文字通り立てた錦絵という意味になります。
立版古は絵柄の印刷された一枚の錦絵からたくさんのパーツを切り抜き、糊などで貼り合わせて立体模型を組み立てていきます。歌舞伎の名場面などを再現するジオラマのようなもので、おもちゃ絵や組み上げ絵とも呼ばれています。この立版古には組み立てのための説明書もきちんと付いていたようです。
明治時代には、文部省が江戸伝来の玩具を通して西洋風俗に親しむことを目的として、洋風の服装や馬車をテーマにした立版古を発行するほど一般的な玩具となっていました。文部省が発行したものの中には当時欧米で作られていた着せ替え人形を模して、服を着せ替えることのできる着替人形式の立版古もありました。

このように、日本では昔からペーパークラフトが親しまれてきた歴史があります。歌舞伎の名場面の再現など昔から推しをミニチュアで愛でる文化が根付いていたのかもしれませんね。
それでは最後にそんな推しキャラクターを手軽に立体化することのできる“キャラだち”の特長を簡単にご説明していきたいと思います。

手軽なのにかわいいペーパークラフト“キャラだち“の特長!

・どんなキャラクターも2頭身でかわいく立体化
“キャラだち”はかわいらしく愛嬌のある2頭身のペーパークラフトでどんなキャラクターも立体化することができます。頭身の高いキャラクターでもキャラクターデザインの実績豊富なデザイン事務所がキャラクターの特徴を活かしてデフォルメしますのでご安心ください。

・組み立てに道具不要の簡単設計
“キャラだち”はA4サイズのシート1枚にキャラクター1体分のパーツが全て印刷されています。最初から型抜きと折り目加工がされているため、ハサミなどを使わず手で簡単に台紙から外すことができ、折り曲げやすくなっています。組み立て時も差し込み式になっているので糊やテープといった接着のための道具も必要ありません。

コストをかけず手軽に立体化

キャラクターの立体化にはフィギュアやぬいぐるみなどの方法も一般的ですが、ペーパークラフトによる立体化はこれらと比較して初期費用が抑えられるだけでなく、発注から納品までのリードタイムが短いなど大きなメリットがあります。また平面にデザインするため元のキャラクターデザインとのブレが少ないというメリットもあります。

キャラクターグッズやイベントコンテンツに活躍!“キャラだち”活用例

手軽にキャラクターが立体化できる“キャラだち”はキャラクターグッズから販促、地域のイベントまで色々な場面で活用されています。
1.キャラクターグッズ:アーティストのコンサートグッズやキャラクターグッズなど推し活を応援するアイテムとして展開できます。複数体並べることでコレクション性も高まるだけでなく、紙一枚と嵩張らないので輸送や保管も容易です。
2.販促アイテム:小売業を中心にPOPとして自社キャラクターの“キャラだち”を店頭などに設置しています。また展示会や企業のイベントの来場者へのノベルティとしてカタログなどと一緒に配布されています。
3.イベントコンテンツ:企業が地域の子供向けに行う工場見学会や地域のお祭りなどで立体キャラクターを作る工作コーナーとして利用されています。年齢に関係なく簡単に組み立てができるだけでなく、組み立てに道具が不要のため運営側の労力を抑えながら満足度の高いコンテンツを提供することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は日本のペーパークラフトの歴史を解説してきました。日本で独自の発展を遂げた折紙から江戸時代に生まれた立版古など日本人は昔から小さな立体物やミニチュアの推しを愛でる文化があったようです。そう考えると現代のオタ活や推し活の活況にも納得できますね。

今回ご紹介してきた“キャラだち”もペーパークラフトでキャラクターを手軽に立体化できるサービスとしてご好評いただいています。実際にご納品したお客様からは「クオリティとコストのバランスが抜群」と喜びの声をいただいています。この記事を読んで“キャラだち”の活用にピンときた方は気軽にご相談ください。
“キャラだち”ではキャラクターの立体化だけでなく、キャラクターの提案や活用などプロモーションまでお手伝いをしています。キャラクターを活用したHPやカタログ、販促ツールの作成、またキャラクターをアイコンとして立てたSNSの運用、Lineスタンプの作成・配信などキャララクターを全面に立てたプロモーションのお手伝いもしています。無料でご相談を承っていますのでご連絡くださいね。