コストとクオリティのバランスをどうとる?キャラクターの立体化手法あれこれ

こんにちは、ペーパークラフトでキャラクターが立って!友達になる!!“キャラだち”のblogを見ていただきありがとうございます!

多くの人に配布するノベルティなどの販促品や自社のSNSアカウント用、はたまた社内に展示するオブジェなど、様々な目的で自社のオリジナルキャラクターの立体化を検討している方もいるのではないでしょうか?

そのような時に、平面でデザインされたキャラクターを立体化するには様々な方法がありますが、どの方法が一番良いのか悩んでしまうかもしれません。そこで今回は色々な立体化の方法とそのメリット、デメリットを解説していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください!

まずは用途や条件を整理しよう

キャラクターの立体化を考えた時点で目的は決まっていると思いますので、具体的な用途や求める品質、予算、といった作成条件を整理しておくことです。

・どの程度の数量が必要なのか
・どの程度の大きさが必要なのか
・店頭に設置する場合どの様に設置するのか、汚損や破損による交換が必要か
・配布であれば手渡しや郵送など、どの様に配布するのか
・デフォルメは許容できるか
・接写に耐えられるクオリティが必要なのか
・高級感が必要なのか

など立体化したキャラクターが具体的にどの様に使用されるのか、どの程度の品質が求められるのかを整理するほか、
・どの程度の予算と時間をかけることができるのか

など事前に予算やスケジュールまで整理しておくとよいでしょう。立体化には様々な方法とそれぞれの特長やメリット・デメリットがあるため事前に評価する軸を持っておけば比較がしやすくなります。

色々なキャラクター立体化手法のメリットとデメリット

1.フィギュア
メリット:大量生産が容易、品質のブレが少ない、大量生産時に単価が割安
デメリット:初期コストが割高、小ロットで作ると割高

樹脂などを立体に成形したフィギュアは最もポピュラーな方法の一つです。樹脂を金型に充填して製造するため、大量に均一なフィギュアを作ることができます。また強度のある樹脂製のためキャラクターのプロポーションや細部の表現に適した方法といえます。
フィギュアは最初に作成する金型に大きなコストが必要ですが、一度金型ができてしまえば大量に作成する場合、また追加で作成する場合には一つ当たりの費用を非常に安価に抑えられます。一方小ロットで作成する場合には高額となってしまうため不向きとなります。

最近話題の3Dプリンターも同じように樹脂を立体成形します。成形に必要なキャラクターの3Dデータがあれば少量でも安価に作成することができます。3Dデータが無い場合はデータの作成にはそれなりの費用と時間がかかることを押さえておきましょう。

2.ぬいぐるみ
メリット:高級感やこだわりを演出
デメリット:大量生産に不向き、品質のブレが大きい

手作業で作成するぬいぐるみや編みぐるみ、羊毛フェルトによるキャラクターの立体化は、見た目や素材から高級感や作り手のこだわり感を演出することができることが大きな特長です。
一方で手作業のため複数作る場合には品質にブレがでやすく、また素材等の制約からキャラクターのプロポーションを再現することが難しい場合もあります。また手作業のため大量に生産する場合には相応の時間とコストが必要となります。

3.ペーパークラフト
メリット:安価に大量生産、品質のブレがない、保管・輸送時に嵩が張らない
デメリット:細部の再現が困難、組み立ての手間、紙のため強度に不安

キャラクターの印刷された紙を組み立てるペーパークラフトは他の手法に比べ初期投資や手作業に依存する部分が少ないため安価に立体化が実現できる方法です。また印刷のため基本的に誰が作っても品質が一定に保たれる点が特長です。また立体物を大量に輸送や保管する場合コストがかかりますが、紙製のためコストを抑えられます。
一方で紙製のため強度面、キャラクターのプロポーションや細部の表現は苦手と言えます。また納品後に組み立て作業が必要なことも注意が必要です。

ここまで、主なキャラクター立体化の方法とそれぞれのメリット・デメリットをご説明してきました。最初にご説明したように用途や条件に合わせて適切な方法を選択していきましょう。
さて、ここまで読んで「フィギュアやぬいぐるみは考えていたけど、ペーパークラフトは念頭になかった」「ペーパークラフトでキャラクターの立体化なんてうまくいかないんじゃないの?」という方もいるのではないでしょうか?
ペーパークラフトは紙という素材の制限はありますが、あまりお金をかけずにキャラクターを立体化したいという時に有効な方法の一つです。

私たち“キャラだち”ではそんなペーパークラフトによるキャラクターの立体化を提供しています。次からは意外にかわいい上に実用的な“キャラたち”の特徴や活用事例など簡単にご紹介していきたいと思います。

コストと品質を両立!ペーパークラフト“キャラだち”

「コストと品質のバランスが抜群!」
というのが“キャラだち”を採用いただいている企業さんからよく褒めていただく“キャラだち”の特長です。“キャラだち”はお客様が既に保有しているオリジナルキャラクターなど、基本的にどんなキャラクターでもペーパークラフトにすることができます。

前項でご説明したように印刷物の強みと、“キャラだち”の独自ノウハウのデザインの定型化を最大限生かし1000部の場合、印刷とデザイン費を含め総額187,000円(2023年9月現在)、1体あたり187円でキャラクターを立体化することができます。

また、品質の面でも“キャラだち”は地方自治体や東証プライム上場企業などのキャラクターを始めキャラクターデザインの経験が豊富なデザイン会社が運営していますので紙の性質上、制限のあるキャラクターであっても特徴を捉え極力違和感のないデザインにデフォルメするノウハウを蓄積しています。

イベントから販促ツールまで様々な用途で活躍、誰でも作れるペーパークラフト

“キャラだち”はハサミや糊といった道具不要でお年寄りから子供まで誰でも簡単に作成できるペーパークラフトです。色々な場面で活用されていますので代表的な使用例をご紹介させていただきます。

・ノベルティ:企業のイベントなどでカタログと一緒に自社キャラクターの“キャラだち”をノベルティとして配布。
・販促ツール:アイキャッチやブランディングを目的に自社キャラクターを店頭に設置。
・イベント:企業の工場見学や地域のイベントなどで、子供向け工作コーナーのコンテンツとして活用。

このように嵩が張らないことや、楽しく作ることができるという特性を活かして活用されています

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はキャラクターの立体化を検討する際に考えておいた方が良いポイント、さらに立体化の方法とそれぞれのメリット・デメリットについてご説明をしてきました。ぜひ必要な数量やクオリティ、予算など条件をしっかり整理して最適な方法を選んでくださいね。

そして最後に意外に盲点となっていることの多いペーパークラフトによる立体化のご紹介をさせていただきました。ペーパークラフトは安価にキャラクターを立体化するために有効なだけでなく、イベントのコンテンツにするなど組み立てを自分たちで行うという特性を活かした活用が考えられる点も魅力と言えます。キャラだちの特長や事例をみてピンときた方はお気軽にご連絡くださいね。

また私たち“キャラだち“ではキャラクターの立体化だけでなくキャラクターの開発、SNSの運用、lineスタンプの作成などキャラクターの活用に関するご相談を広く承っています。キャラクターの活用にご興味がありましたらお気軽にご相談ください。