キャラだちHPコンテンツ_Phase.1デザイン制作編
キャラだちの制作は、ペーパークラフトの原稿をデザインするところから始まります。デザインは制作全体を統括する私たち株式会社ワッカデザインが担当しています。
1.目的や現状を整理する
まずは、お客様のご要望や現状をヒアリングすることから始まります。
なぜキャラだちを作りたいのか、どの様に活用したいのかという具体的な目的やイラストのテイストといったご要望、場合によってはさらに踏み込んでなぜキャラクターを立体化したいのか、立体化させて何を達成したいのかといった課題やゴールなどもおうかがいしていきます。
並行して、キャラだちを作るための自社キャラクターがいるのか、原稿を作成するための参考となるキャラクターのイラストはあるのかなどお客様の現状を確認します。
具体的なイメージが固まっていない場合でも、打ち合わせを通じて整理していきますので、ご心配ありません。
もちろん、この機会にキャラクターを作成したい!という場合もお任せください!キャラクターデザインの実績豊富なデザイナー陣がオリジナルキャラクターを作成します。社内コンペなどを経て通常3〜4案のキャラクターをご提案しています。
2.デザインの作成
打ち合わせでヒアリングした内容をもとにして原稿を作成していきます。
キャラだちは、独自に開発したデザインフォーマットを使用するセミカスタマイズ方式でキペーパークラフトの原稿を作成しています。熟練のデザイナーがキャラクターの特徴を活かしながらデフォルメし、フォーマットに落とし込んでいきます。
お客様のご要望や用途によって季節感を出したい、というご要望などがある場合は、元のキャラクターデザインには存在していない小物を追加することもできます。
また、万が一キャラだちのデザインフォーマットを活用することが難しい場合や、オリジナルのペーパクラフトにこだわりたいという場合には、オリジナル設計にもご対応しています。
3. ペーパークラフトの試作作成
デザインの作成と並行して、裏側ではペーパークラフトの試作を行います。
元となるキャラクターのイラストは平面でデザインされているため、立体化したときにキャラクターをさらに魅力的に見せることができるか、私たちの腕の見せ所です。そのため、デザインの調整やデフォルメ具合を確認しながら試作を作り、デザインの修正を繰り返します。
またキャラだちは、納品時点で型抜きまで済ませているため、台紙からのパーツの取り外し組み立てに、ハサミやノリといった道具を使用しません。そのため、このタイミングで差込部分や細かなパーツがキレイに型抜きできるかを金型会社さんと確認しながら慎重に設計していきます。型抜きの工程はPhase.3で詳しく解説していきますが、このステップは欠かすことのできない重要な工程です。
4.デザインの確定・最終試作の確認
デザインが決まったら、実際に厚紙に印刷した最終の試作品をご提出します。
製品版とほぼ同じ最終の試作を見ると、キャラクターが立体化した実感と具体的な使用のイメージが湧いてくるため、みなさん満足気なご様子になります(笑)
内容に問題がなければ、デザインは校了となり、Phase.2の印刷の工程へ進みます。